胃がんのお話 大腸がんのお話ピロリ菌のお話

 

胃癌は、胃の壁を作っている細胞が何らかの原因で癌化したもので、日本人に多い癌のひとつです。日本人に多いピロリ菌感染、塩分の多い食事などが胃癌の発生と関連していると言われています。

早期の胃癌は通常症状がないため、検診による偶然の発見がほとんどです。無症状のうちに検査を受けることで早期発見、早期治療が可能となります。

 

最近の内視鏡の機器や技術の進歩によって、早期の病変であれば外科手術でなく胃カメラ単独での治療が可能となりました。

 
1位 2位 3位
2011年 前立腺
  乳房 大腸
2013年 大腸
  大腸

 

 

早期胃癌の内視鏡象

 

 

 

 

 

 

胃癌と大腸癌は、男女とも日本人の癌による死亡の上位を占めており、早期発見と早期治療が強く望まれています。

 

 

 

 

 

食生活の欧米化などにより、日本人の大腸癌は増加傾向にあると言われています。2013年には、日本人の癌による死亡のうち女性で1位、男性で3位を占め、早期発見による治療が強く望まれる癌のひとつです。

一部の特殊なものを除き、大腸癌の多くははじめは小さなポリープです。ポリープが数年かけて徐々に大きくなり、癌の成分が現れます。大腸ポリープから大腸癌への進行はゆるやかと言われていますが、まれに進行の早いものも見られるため、注意が必要です。

大腸癌の検診には、便潜血検査、注腸透視(大腸のバリウム検診)、大腸内視鏡があります。それぞれの検査には以下のような特徴がありますが、大腸カメラの検査ではそのまま治療を行うことができます。

 

 

  便潜血検査 注腸透視 大腸カメラ
体への負担 ほとんどなし あり あり
前処置 不要
検査の精度
ポリープ発見時 発見は不可 大腸カメラへ その場で治療

 

 

10mm以下のポリープ。大腸カメラで比較的安全に切除可能です。

40mm程度と大きいですが、まだまだ早期の大腸癌。カメラでの切除が可能です。

約30mmの進行大腸癌。この病変は手術が必要です。

 

 

大腸癌のリスクを減らすために・・・

・野菜や果物をしっかり摂りましょう。

・高繊維質の食事をしましょう。

・高脂肪になりすぎないようにしましょう。

・酒やたばこは控えましょう

 

挿入困難な患者さんでも・・・・・

婦人科や消化管の手術後の患者さんや、高度の便秘の方などでは、大腸カメラの挿入が困難な場合があります。当院では、高機能80列のCTを装備しており、そのような場合にも途中終了することなく、前大腸を観察することができます。検査時間は5分程度で苦痛はありません。

大腸CTの実際の画像です。→

短時間の検査で深部大腸までの確実な観察が可能です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鳥肌胃炎

 

ピロリ菌は、胃の粘膜に生息する菌で、胃や十二指腸などの病気の原因になります。

子供の頃に感染し、慢性胃炎を引き起こします。この慢性胃炎が、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃がんなどの病気の原因となることが明らかになってきました。

 

 

 

ピロリ菌の検査方法

胃液中に分泌される消化酵素の割合を調べることによって、慢性胃炎(萎縮性胃炎)の進行度が予測できます。この割合とピロリ菌に対する抗体の有無を組み合わせて、胃癌のリスクを予測します。

※40・45・50・55・60歳の方が対象です。(負担1,000円)

検査方法→採血

診断薬を服用し、服用前後の呼気を集めて診断する、簡単に行える精度の高い診断法です。

※尿素呼気試験はまず内視鏡検査を行い、医師がピロリ菌に感染している可能性があると判断した患者様のみとなります

 

 

 

 

 

 

 

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